先輩たちの声5:チキン製造・加工
久徳 友則(1998年入社 入社12年目)

出身校 :鹿屋農業高等学校 生物工学科卒
所属 :チキン製造本部 販売部 加工品工場 加工チーム

加工品工場とは?
大崎工場、垂水工場から原料となる生肉を入荷し、それに手を加えて様々な加工品食品を製造する部署です。具体的には、原料入荷→カット・検品→調味処理したものを、フライ、練り(だんご)、蒸し、マリネ、スモークなどそれぞれの工程で製品化し、ケンタッキーフライドチキンの商品を中心に1年間で約3,000tの加工食品を製造しています。
私が担当するのはその中でも練り製品(だんご)と言われるラインです。練り製品のラインは凍結原料をフローズンカッターでミンチにするところから始まり、ミキシング→成型→蒸煮→冷却→(串刺し)→凍結→包装・箱詰め→出荷までを行います。

これまでの経歴について
いろいろな部署を経験しましたね。最初に配属されたのは大崎工場の解体胸ラインでした。解体ラインとは、ももラインでもも肉を、胸ラインで胸肉を外し、それを胸肉、手羽元、手羽先、ささみ等に分けて製品化する工程です。機械メンテから従業員への技術指導や歩留まり改善、勤怠管理に至るまで、そのラインでのことは全て業務対象になりますので、とにかく忙しかった!入社したての新米ですから仕事のスピードについて行けず、でもその分は気合いでカバーしようと毎日現場を走り回っていました。
この現場を1年経験した後、一つ後の工程である包装ラインに異動になりました。

包装ラインでは解体で処理されたもも、むね、手羽元、手羽中、手羽先、ささみ、特注品等をそれぞれの企画で袋詰めし製品ラインに送るところまでを担当しました。
一日の製造計画に沿って日付替えや袋替えを行う中で、正しい製品が正しい袋、重量、日付で包装されているかを絶えずチェックする。人間の体で言えば「頭」の部分と言えるかもしれません。
ここを1年半、さらに最終工程である製品・出荷現場担当やもうひとつの製造工場である垂水工場での解体・製品業務も経験し、入社から6年でJFの製造部門をほぼ一通り経験しました。
工場での経験を通して
前の方の工程から順番に経験していったわけですが、後の部署に行くにつれて自分の現場だけではなく、前後工程との連携やコミュニケーションがどんどん大切になっていくのを感じましたね。
例えば工程内でトラブルがあれば、製造が遅れ出荷時間も当然遅れますから、関係部門に連絡してトラックも待たせなければならない等、即座の対応が要求されます。1日1日をこなすのが精一杯の時期もあって、最初は悩みに悩みました。しかし日々の業務をこなす中で、自分一人の力には限界がある事やトラブルには全員で立ち向かう姿勢を学べた事、そして何より各現場に仕事の中だけのつきあいではなく、アフター5でもつきあえる仲間ができたことは、今でも大きな財産です。
加工品工場に配属されて
加工品工場に配属されたのは入社6年目になってからです。
ここでも担当者として一つのラインを任されることになりましたが、製造部門との大きな違いは現場の損益管理というところまでしっかりと把握することを求められる、というところ。簡単に言えば、「今日、自分の現場や工場は儲かったのか?損したのか?」ということです。
正直苦手な分野でもあり、これまで避けてきていた部分を深くつっこんでいかなければならず、なかなか思うとおりにはいきません。しかし、「いかに工程内でのロスを減らすか?」を追求する中で、ラインの変更や人間の配置換え、機械の調整など自分が考えつくことを全て行った結果、例えばこれまで100kgの原料から10ケースしか出来なかった商品が11ケース製造できるようになった時は、言葉であらわせないほどうれしいですね。
なんだ1ケースしか増えてないじゃないかと思われるかもしれません。でもこういう細かい努力を一つ一つ積み上げていかないと、利益を出す事はできないんです。きっとどんな仕事でも一緒なのでしょうが、儲けるって本当、大変です。

JFで働いていくために
仲間をたくさん作ることだと思います。製造~加工品の現場を経験して思うのは、「一人だけでは何もできない」ということ。自分だけで出来る事ってたかが知れてるんですよ、本当に。あとは根性入れて頑張ること。 少なくとも自分はそうやってここまで来ましたから(笑)。
