先輩たちの声3:養豚事業本部

 福島 真由美 (2009年入社)

 

出身校:東海大学 農学部 応用動物科学科

養豚事業本部 生産部 種豚課 種豚一班

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種豚課について教えて下さい。

養豚事業本部における生産~出荷までの一貫経営の中で、種豚課では一頭でも多くの妊娠豚を分娩舎へ搬入し、一母豚からより多くの仔豚生産へ繋げることを目標としています。

今の部署ではどのような仕事をしていますか?

種豚課種豚一班で母豚の飼養管理を担当しています。種豚一班では約千九百頭の母豚在庫を抱え、交配~分娩舎搬入までの妊娠豚の管理を行います。現在は、昨年完成したばかりの約千頭収容可能な新豚舎の管理を担当しています。オートメーションな豚舎のため、季節に応じた各設備の設定が必要となります。基本的なことですが、新鮮な空気、新鮮な水、新鮮な飼料を与えることを意識しながら、毎日、母豚の健康観察を行い、試行錯誤ではありますが母豚にとってより良い環境作りが出来る様心がけています。

今の仕事のやりがいを教えて下さい。

現在の部署に異動したばかりでまだまだ勉強中ですが、自分で発情確認を行い交配した母豚が無事に後工程の分娩舎に搬入され、たくさんの仔豚を分娩できた時はとてもうれしく思います。

母豚の中には発情がわかりにくい母豚や交配適期に交配したのに上手く受胎しない母豚など様々な母豚がいます。そのような母豚に対しどうしたら受胎率が向上するかなど周りの先輩方に教わりながら日々の母豚管理を行い、常に自分自身としては、受胎率100%を目指しながら取り組み、実際に受胎率の向上に繋がるととてもやりがいを感じます。

また、養豚事業本部は男性が多い職場ですが、自分の頑張り次第では、出来ないだろうと思われていることが出来るようになっていくので、とても達成感を感じ自分の自信にも繋がります。

今後の夢をお聞かせください

現在の職場では男女関係なく指導して頂いて、精神的にも強くなれましたし、仕事に対し他の誰にも負けたくないという思いも強くなりました。現在先輩方に様々なことを教えて頂いて自分の経験値を高めている段階ではありますが、将来は養豚事業本部で今までいなかった女性のリーダーなど男性の中でも活躍出来る様になりたいと思います。

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就活における企業選びのポイントは何ですか?

自分の興味のあることは何か、その興味のある事にどのように関わっていきたいのか、自分自身をよく分析することが大切だと思います。初めから就職活動において受ける企業の幅を狭めるのではなく興味のある分野の会社説明会などは積極的に参加した方がよいと思います。私の場合は、動物が好きという一番初めのきっかけから、飼料会社、ペット用品の会社、生産農場、動物園などの説明会に参加し、自分が好きな動物にどのように関わっていきたいかを考えたときに動物に直接関わり、飼養管理をしたいと思い最終的には生産農場や動物園などの企業に絞り込んでいきました。

就活中、特に気をつけていたことはありますか?

企業の面接において企業側が一番聞きたいことは、学生生活で何に力を入れ、そこから何を学んだかということだと思います。それぞれの方が学生生活を送る中で必ず何かに一生懸命取り組んだことがあると思います(サークル活動、卒業研究、バイトなど…)。その経験から自分が何を考え学んだのか、自分なりの言葉で伝えれば必ず面接官の方は自分に興味を持って下さると思います。私の場合は、学生時代一番力を入れていたことが部活動(馬術部)だったので、部活動を通して経験した苦労話やそこから何を得て今の自分に繋がっているのか話しました。

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