業務効率化について~サステナビリティとデジタル化~

デジタル技術の積極的な利活用による業務効率化・生産性向上にも挑戦し続け、これからも安定的な食の供給に努めて参ります。

畜舎環境データの見える化・分析

畜舎内にセンサーやカメラなど情報収集に必要な機器を設置、温度や湿度を監視し、データを自動取得します。データを元に畜舎内環境を分析し、畜舎内を最適な状態に保てるよう改善を行います。継続的に食と命を大切にするために、一連の流れは欠かせません。

また、データを分析することによって飼養技術を向上させ、働きやすい職場環境と業務効率化を目指します。

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①チキン生産部

畜舎に設置したセンサー
畜舎に設置したセンサー
畜舎内の様子
畜舎内の様子
畜舎に設置したカメラ
畜舎に設置したカメラ
畜舎内の様子
畜舎内の様子

②養豚生産部

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豚体重推計の自動化

豚舎上部のAIカメラで複数の豚の体重を自働推計する国内初の技術を導入し、業務効率化・生産性向上に取り組んでいます。従来、体重計による実測や熟練者の目勘に頼ってきた体重測定業務を代替する事で、豚・人の負荷軽減や、熟練技術の継承という課題解決を図ります。また、定期的に自働推計される体重に基づいて、出荷の最適化や豚の体調不良等の早期発見に繋げる等、生産性向上も目指します。

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③環境・社会価値創造本部 ジェーエフアグリ
 生分解マルチを用いた業務の効率化について
(包材ロス・汚泥・未利用原材料などの削減について)

サステナビリティ重要課題のひとつ、「資源循環の促進 および地球環境に配慮した事業活動の推進」

において、「廃棄物削減・リサイクル推進」の取り組みの一つをご紹介致します。

畜糞を使用して生産したゴボウ
畜糞を使用して生産したゴボウ
ゴボウの収穫風景
ゴボウの収穫風景

ジャパンファームグループ(関連会社含め)では、事業活動の過程で発生した畜糞等から肥料を製造・販売している一方で、畜糞堆肥を原料に農作物(ゴボウ)の生産を行っています。

 

ゴボウの栽培当初には、発育補助の為(地熱利用)農ポリと呼ばれるポリエチレンでつくられたシートを用いています。強度や保温性に優れた素材ですが、収穫後は畑に張り巡らせた農ポリを回収し、それを廃棄物として排出する作業工程がありました。

近年、地球温暖化現象という言葉を耳にされると思いますが、ゴボウの収穫時期は酷暑と重なる機会が多く、暑熱ストレスといった労働災害リスクも少なからず存在します。

 

働きやすさ ~ 炎天下での作業負荷抑制

農ポリの代わりに「農業用生分解マルチ(以下:生分解マルチ)」を用いて、廃棄物の回収作業を軽減する取り組みを開始しました。この生分解マルチは、ゴボウの収穫後に土に鋤きこむだけで、①土中の微生物によって水と二酸化炭素に分解され、②その為、資材の剥ぎ取り作業が不要で省力化に繋がる特長があります。

 

環境対策 ~ 海洋への影響リスクを抑制 ~

農ポリはもともと自然界に存在しない人工物で、半永久的に環境中に残されてしまいます。

生態系の循環にそぐわないものを排出しない、あるいは使用を抑制する。こうした自然環境も考えた事業活動を心がけています。

生分解性マルチを使用(試験区)

苗入れ(栽培開始)
苗入れ(栽培開始)

通常の農ポリを使用(対照区)

苗入れ(栽培開始)
苗入れ(栽培開始)

※もともと試験区と対照区で栽培開始~撮影迄の期間にずれ(マルチの形状は殆ど同じ)

収穫作業
収穫作業

※収穫作業時までは殆ど同じ労力になります。

収穫作業
収穫作業
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栽培当初の保温の役目を終え、

収穫の頃には既に生分解が始まります。

耕運機による耕運作業
耕運機による耕運作業

機械に乗ったままで作業可能で、土壌微生物

が分解してくれます。

【農ポリ:廃棄物の回収作業】

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当日は炎天下のなか、ビニールの除去、

回収作業が行われます。

時代にあわせた企業理念・経営理念の体現

1969年の事業発足当初から大切にしてきたものを、1995年に改めて表現したものが

私たちは「地球」と「人」の健康に貢献します。

という企業理念、そして経営理念にあります。

事業過程で生じた畜糞から肥料を製造し、農作物として世の中に還元する。

そうした創業当初から確立されてきた工程も、さらに問題意識を持って捉え、いまに必要な視点で地球環境と人(社会)、従業員の働きやすさを考えた持続可能な経営を目指していく。

ジェーエフアグリの取り組みでした。